70年前に想いを馳せて
朗読劇「はだしのゲン」
写真は、主演の榎あづさちゃんと。
しっかりと、現実を見据えるためにも、過去のアニメを、実写を、目をそらさずに見てから、稽古が始まりました。
私は幼少期からとにかく戦争というものに拒否反応を起こしており、親も見かねて私に戦争ものの作品を見せないようにしていました。
実は、「火垂るの墓」も見たことがありません。
触れたとしても、少し遠巻きな役を演じたり、美しい作品として昇華されたものばかりでした。
今、この年齢になったから言えることかもしれません。
「なぜ、今まできちんと向き合ってこなかったのか。」
なぜ、今まで核爆弾について知ろうとしなかったのか。
知ること、学ぶことしか、今はできません。もちろん、それでいいんです。
ただ、それを忘れてはいけない。
たった年に一度でいい。その忘れてはいけないものは、なぜ忘れてはいけないのか。
どうしてもショッキングな映像が多いイメージが先行するかとは思いますが、朗読劇ということもあり、あくまで皆様の想像力に委ねる部分が多いです。
ただ、忘れてはいけないということを思い出させてくれる。「はだしのゲン」はそんな作品です。
稽古は始まりましたが、あっと言う間に終わります。
少しでもご興味ありましたら、ぜひ、ご連絡ください。
魂をあの時代に向けて、生きています。
宜しくお願い致します。
2019年8月4日(日)
13:00/16:00/★19:00
★…江幡は19時の回のみの出演です。
@調布グリーンホール
一般3000円 小学3年生~高校3年生2000円
江幡専用チケットフォーム
https://t.co/6SgKkHgkGU?amp=1
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