ルパン三世THE FIRSTを見ました

ネタバレ無しでお送りするのは大変に難しい感じですが、ただのいちファンとしての個人の感想です。(長文)
3DCGで新作映画化、な今回のルパン三世。
Lupin the ⅢrdシリーズはそもそもがOVA上映というくくりであるのと、ルパコナはコラボ、というカウントなので純粋なルパン三世のアニメ映画としては実質23年ぶりなのだそうです。
とりあえず先にクソデカ感情が押さえられないのでこれだけ言わせてください。

次元大介100ッッ点!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

髭の具合、帽子の感じ、今までも帽子からチラリ見える目が多いアニメシリーズたくさんあったけれども
そう!あのチラリ目はそういう動きの過程で見えるんですよね~~~!!解釈の一致!!!
銃さばき!薬莢の動き!銃弾を撃つ音!リアルに寄っていてワクワクしました。
そして小林さんの声が、芝居が、リアルな人間に寄った3Dイラストに合う合う!
はぁ。とりあえずこれだけは声を大にして言いたかった。
パンフレット等で言われていますが、今回は2年前に音声の収録は終えられていて、その役者の口元を撮影し、キャラクターの口の動きなどに投影しながら描かれていったのだそうです。
それによるリアルに近い表現が吉と出ることもあれば、それが仇となってしまっている部分も多少なりともあったように感じました。
それを込みで、ゲスト声優のチーム蜷川のお二人は素晴らしかった。
吉田鋼太郎さんに関してはユアストーリーの時も思ったのですが、藤原竜也さんも役との相性がバッチリだったこともあり、(あーいう役をやらせたら最the高ですね。ネタバレだから言えないけど!)映像だとちょっとオーバーで普通のアニメだとちょっと違和感の出てしまう日本のシェクスピア演劇の発声法は、3DCGアニメとの相性が抜群!でした。
あくまで個人的に、勿体無いなと思ったのはヒロインの設定、動かし方。広瀬すずさんが悪いわけではないです。念のため。
詳しくはネタバレになってしまうので割愛しますが、ひょっとしたらいくつかシーンを泣く泣くカットしてしまったんだろうか?という印象になってしまった感じです。

全ヒロインがルパンに恋をしなくてもいいんだよ!
3DCGである必要はあったのか?
という感想もいくつか見られました。
個人的には、一度は見たかったぜ3DCG!という気持ちです。実写では表しきれない、且つ2Dでは省略されてしまう細やかな動きが見える度に、
「ルパンの髪の毛のなびき方!」
「五ェ門の切れ長な目の開き方!」
「不二子ちゃんのおっぱいの造形!(これは本当に、オーバーにグラマラスにされていなくて最高に良かった)」
「銭形の歯の見え方!」
と、多角的にキャラクターの動きを楽しめるので、一回見ただけでは細かいところを見切れませんでした。初回は5人出てくると次元しか見てなかったから…
あと、各種乗り物やガジェットたちの造形もとてもエモくて良かったと思います。
今回、内容としてはヒロイン出てくる系ルパンの王道を行くストーリーなので、見易い、分かりやすい作品だと思います。
その分、クソデカ感情オタクとしては少し物足りない感じはありました。

ですが、途中、とある「試練」のシーンがあるのですが、そのシーン一連と、次元大介の為だけに見に行っても良いくらいの価値はあります!(※あくまで個人の感想です。)
長々となりましたが、ぜひご自身の目で、劇場で確かめて頂きたいです。
ルパン三世は本当に懐が深い。
新しいもの好きなモンキーパンチ先生も、きっと喜んでいらっしゃると思います。

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